赤ちゃんの人見知りに困っている方は必見! 主な原因と対処法を伝授!

赤ちゃんが人見知りしてお困りではありませんか? 「自分以外の人を見ると激しく泣いてしまうが、放っておいていいのか」「何が原因で、いつまで続くのだろう」など、よく分からないことが多くて不安を感じていることでしょう。何かいい方法があったら知りたいですよね。

そこで今回は、赤ちゃんの人見知りについて詳しく解説します。

  1. 赤ちゃんが人見知りする時期は?
  2. 赤ちゃんが人見知りするのはなぜ?
  3. 赤ちゃんの人見知りの重要性
  4. 赤ちゃんの人見知りでよくある困りごとと対処法
  5. 赤ちゃんの人見知りに関するよくある質問

この記事を読むことで、赤ちゃんの人見知りの原因や対処法がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.赤ちゃんが人見知りする時期は?

最初に、赤ちゃんが人見知りする時期について見ていきましょう。

1-1.生後半年以降に始まる

赤ちゃんの人見知りは、生後半年以降に始まることが多く見られます。生後半年以降になると、親とほかの人の区別がつくようになるからです。8か月ごろがピークとなり、誰に対しても人見知りするケースも見られます。ただし、個人差があるため、1歳を過ぎても人見知りしなかったり、昨日まではほかの人にニコニコしていたのにいきなり泣き出したりすることもあるので注意しましょう。

1-2.2歳ごろまで続く

個人差はあるものの、赤ちゃんの人見知りは2歳程度まで続くことが多いでしょう。中には、3~4歳になっても続く赤ちゃんもいます。特に、恥ずかしがり屋な性格だと長引きやすいでしょう。保育園や幼稚園に通い、多くの人に囲まれているうちにだんだん人見知りが見られなくなることもあります。

2.赤ちゃんが人見知りするのはなぜ?

赤ちゃんが人見知りするのには、理由があります。

2-1.知らない人が怖い

知らない人が怖くて人見知りすることがあります。知らない人が現れると、防御本能が働いてしまうのです。「この人は知らない人だから怖い」という気持ちから、人見知りしてしまいます。この場合は、何度か会っているうちに自然に解消することでしょう。赤ちゃんにとって知らない人が知っている人に変化するからです。

2-2.知っている人と区別がつく

赤ちゃんが成長すると、知っている人と知らない人の区別ができるようになります。生後まもないころには視力が0.1程度しかありませんが、成長すると視力が上がり、知っている人と知らない人の区別が可能になるのです。知らない人に対しては、どう接していいのか分からないため、人見知りするようになります。

2-3.赤ちゃんの個性によるところが大きい

人見知りは、赤ちゃんの個性によるところが大きいものです。生後6か月を過ぎてもまったく人見知りしないケースもあれば、母親以外のほとんどの人に人見知りしてしまうこともあります。しかし、赤ちゃんの個性だと理解できれば。気が楽になるものです。深く考えすぎず、気を長く持ちながら見守ってあげましょう。

3.赤ちゃんの人見知りの重要性

赤ちゃんの人見知りには、重要な意味があります。

3-1.発達段階で重要な意味がある

赤ちゃんの人見知りには、発達段階として重要な意味があります。今後、成長するにつれて、周囲の関係性を作っていく必要があるからです。初対面の人に対して、「この人は心を許して大丈夫か」と疑問に思い、自分なりに距離を取りながら相手を探ることも必要になるでしょう。人見知りは、赤ちゃんが社会にかかわっていくための第一歩とも言えるのです。

3-2.人見知りに良い・悪いはない

赤ちゃんの人見知りを良い・悪いで判断するのではなく、こういう時期もあるのだというフラットな見方をしてください。赤ちゃんにとって、人見知りは成長段階で必要なことです。しかし、親からすれば扱いにくい時期でもあります。外出先で泣かれたりしがみつかれたりすると、困るのが本音でしょう。適度にストレスを解消し、気長に向き合うことが必要です。

4.赤ちゃんの人見知りでよくある困りごとと対処法

赤ちゃんの人見知りでよくある困りごとを見ていきましょう。

4-1.特定の人にだけ人見知りするなど

赤ちゃんの人見知りでは、以下のような困りごとがあります。

  • 父親など特定の人だけに人見知りする
  • 外出すると泣くので出かけられない
  • メガネや帽子を使うと人見知りする

4-2.親が慌てずに笑顔で接すること

赤ちゃんの人見知りに対応するには、親が笑顔で接することが大切です。赤ちゃんは、親の表情をよく見ています。親が笑顔で接している姿を見れば、安心することでしょう。すると、人見知りの改善につながります。人見知りを叱ったり慌てて対応したりすると、赤ちゃんの不安が解消されず、ますますひどくなることもあるので気をつけましょう。

4-3.周囲に人見知りのことを知らせておく

周囲の人に、赤ちゃんが人見知りすることを伝えておくことも心がけましょう。人によっては、赤ちゃんに泣かれたり隠れられたりすることで傷つくことがあります。事前に知らせておけば、お互いに気を使いすぎることもないでしょう。また、赤ちゃんにいきなりさわったり抱っこしたりすることを防ぐこともでき、赤ちゃんをびっくりさせずに済みます。

5.赤ちゃんの人見知りに関するよくある質問

最後に、赤ちゃんの人見知りに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.人見知りしない赤ちゃんで注意することは?
A.誰にでも愛想がいいことは、メリットでもありデメリットでもあります。不審者に対しても人見知りせずに接してしまうので、犯罪に巻き込まれることも心配です。外出時などは特に注意してください。

Q.人見知りする日としない日があるのですが?
A.赤ちゃんの人見知りにも、波が見られることがあります。体調や気分によって左右されやすいので、心配する必要はありません。

Q.祖父母に人見知りしてしまって困るのですが?
A.同居していない場合、祖父母であっても人見知りの対象になります。まずは、祖父母に人見知りであることを告げて理解してもらいましょう。赤ちゃんに祖父母の写真を普段から見せるなどして、顔を認識させておくことも効果的です。

Q.赤ちゃんが人見知りしやすい場所は?
A.赤ちゃんが初めて行く場所です。知っている人であっても、場所が変わると不安な気持ちになって人見知りしてしまうことがあります。

Q.親が人見知りしやすい性格だと赤ちゃんにも影響する?
A.多少は影響するでしょう。赤ちゃんは、親の行動をよく見ているからです。しかし、無理に人見知りの性格を改善しようとするのはいけません。親のストレスは、赤ちゃんにも伝わるからです。

まとめ

今回は、赤ちゃんの人見知りについて詳しく解説しました。赤ちゃんの多くは、成長段階で人見知りをするようになります。親以外の人を見ると泣き出したり、親の後ろに隠れたりしてしまったりするでしょう。赤ちゃんにとって人見知りは大切な通過点のひとつです。人見知りが見られても、多くの人と接していくうちに徐々に改善していきます。個人差も大きいので、長い目で見てあげましょう。親が不安な表情を見せたり叱ったりすると逆効果なので気をつけてください。

そのカテゴリーで訪れる価値のある場所
遠回りしてでも訪れる価値のある場所
そのために旅行する価値のある場所