赤ちゃんが寝ないときの原因や対処法は? 寝かしつけのコツも紹介!

「赤ちゃんが寝ない原因は何なのか?」「どうすれば寝てくれるのか分からない」とお悩みではありませんか? 「赤ちゃんが寝ない」という悩みは、育児中のママやパパにとってつきものです。「抱っこから降ろすと起きて泣いてしまう」「夜になっても寝てくれない」という状況が続き、ストレスがたまってしまうこともあるでしょう。

この記事では、赤ちゃんが寝ない原因として考えられるものや、寝かしつけのコツ・注意点などを詳しくご紹介します。

  1. 赤ちゃんが寝ない原因には何があるのか?
  2. 赤ちゃんが寝ないときの対処法を紹介
  3. 赤ちゃんを寝かしつけるときのコツ3つ
  4. 赤ちゃんが寝ないとき、ここに注意
  5. 「赤ちゃんが寝ない」という悩みに関するよくある質問

この記事を読むことで、寝かしつけで試してみるべきことや、知っておきたい注意点などが分かるはずです。

1.赤ちゃんが寝ない原因には何があるのか?

まずは、赤ちゃんが寝ない原因について考えてみましょう。

1-1.生活リズムが整っていない

生まれてすぐの赤ちゃんは昼も夜も関係なく寝たり起きたりを繰り返すのが普通です。成長とともに生活リズムを整えてあげることが必要ですが、夜も明るい部屋で寝せていたり朝起きる時間が遅かったりするとリズムが整いにくいので注意しましょう。

1-2.寝る環境が整っていない

赤ちゃんが寝る部屋の環境にも原因があります。たとえば、室温が高すぎて赤ちゃんの体に熱がこもり、寝つきが悪くなることもあるのです。また、夜中も赤ちゃんの様子を見ることができるように照明を明るくしている人もいるでしょう。大人がまだ起きている部屋で赤ちゃんを寝せることもあると思います。このような環境だと落ち着いて寝ることができなくなってしまうのです。

1-3.不快感がある

もちろん、赤ちゃんが何らかの不快感を覚えている可能性もあります。たとえば、おむつが濡れている・おなかが減っているなどの理由で寝つけなくなっていることも考えられるでしょう。一つ一つ、赤ちゃんの不快感を取り除いてあげることが必要です。

2.赤ちゃんが寝ないときの対処法を紹介

赤ちゃんが寝ないときに試してみるべき対処法をご紹介しましょう。

2-1.生活リズムを整える

生活リズムが整っていない赤ちゃんは、質のよい睡眠をとるのが難しいのです。早めに生活リズムを整えるよう努め、赤ちゃんが眠りやすい状況にしてあげましょう。大切なのは、「昼夜の区別をつけること」です。朝起きたらカーテンを開けて部屋を明るくし、寝ていた部屋とは別の部屋に移動しましょう。そして、夜は就寝の30分~1時間ほど前には灯(あか)りを抑えた寝室に移り、ゆっくり過ごすようにしてください。できれば、大人も生活リズムを赤ちゃんに合わせるとよいでしょう。

2-2.寝るときの環境を見直す

次に、赤ちゃんが寝るときの環境を見直してみましょう。寝室の温度は夏が25~27℃・冬は20~22℃になるよう設定してください。乾燥しているときは濡れたタオルを干したり加湿器を活用したりして湿度も調整しましょう。寝室の照明は消し、優しい明るさの間接照明を枕元に点(つ)けるのがおすすめです。

2-3.赤ちゃんの様子を確認する

赤ちゃんの様子を確認してみましょう。おむつが濡れていないか・おなかがすいていないか・ゲップが出なくて苦しんでいないかなどチェックしてください。また、赤ちゃんが不安や寂しさを感じている可能性もあります。ママの心臓音を聞かせてあげる・おくるみで包んであげるなど、安心感を与えるよう努めてみることも大切です。

3.赤ちゃんを寝かしつけるときのコツ3つ

赤ちゃんを寝かしつけるときに知っておきたいコツをご紹介しましょう。

3-1.入眠儀式を決める

決まった入眠儀式を実践してみましょう。たとえば、胎内音の音楽を流す・赤ちゃんの体をトントンたたく・抱っこしてゆらゆらするなど、寝る前に必ず行う儀式があれば赤ちゃんも眠りやすくなります。

3-2.ねんねトレーニングを実践してみる

眠るのが苦手な赤ちゃんのために「ねんねトレーニング」を実践してみるのもよいでしょう。このトレーニングは、赤ちゃんが自分で眠れるようになるための練習です。具体的には、「早寝早起きを心がける」「夜中に泣いても対応しない」「大人も朝まで一緒に寝る」などの方法があります。慣れてくれば夜泣きも減り、朝までぐっすり眠れるようになるでしょう。

3-3.ママのイライラを解消する

赤ちゃんが寝ないとママのイライラも募りがちです。ママのイライラが赤ちゃんに伝わるとなおさら寝てくれないという悪循環に陥ります。家族にも協力してもらい、少し赤ちゃんから離れる時間を作るなど、リラックスできるよう心がけましょう。

4.赤ちゃんが寝ないとき、ここに注意

赤ちゃんが寝なくて困ったとき、やってはいけないことや注意点には以下のようなものがあります。

4-1.放置はしない

「何をしても寝ないので」と、赤ちゃんを放置するのは絶対にやめましょう。布団に寝かせて近くで様子を見ているのであれば問題ありませんが、目は離さないようにしてください。いつの間にか赤ちゃんがうつ伏せになっていたりベッドから落ちていたりする可能性もあります。

4-2.添い乳する際は注意が必要

添い乳はママにとっても負担がかかりにくい、便利な寝かしつけの方法です。しかし、ママがそのまま眠ってしまうと赤ちゃんの口や鼻を圧迫してしまうような事故につながる可能性もあります。育児中のママは常に睡眠不足なので、赤ちゃんの異変に気づけず取り返しのつかない事態になってしまうこともあるのです。

4-3.夜中にお世話をするとき部屋の照明を点(つ)けない

夜中におむつ替えや授乳をするとき、部屋の照明を点(つ)けないようにしましょう。部屋を明るくすると赤ちゃんが目覚めてしまいます。夜中に目覚める習慣がついてしまう可能性もあるため、十分注意してください。

5.「赤ちゃんが寝ない」という悩みに関するよくある質問

「赤ちゃんが寝ない」という悩みを持っている人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.  赤ちゃんは1日に何時間くらい眠りますか?
A.個人差はありますが、生後1か月までは約16~18時間・生後1~3か月は約15~17時間が目安です。

Q.赤ちゃんは生後何か月ごろからまとまって寝るようになりますか?
A.生後半年ごろからある程度まとめて寝るようになる赤ちゃんが多いでしょう。

Q.昼間は寝るのに夜になるとなかなか寝ないのはよくあることですか?
A.生活リズムが整っていない赤ちゃんは、昼夜が逆転してしまうことも珍しくありません。

Q.なかなか寝ないので体調が悪いのではないかと心配です。病院に連れていったほうがよいでしょうか?
A.熱はないか・体に発疹(ほっしん)が出ていないか・鼻がつまっていないかなど、いつもと違うところがないか確認してください。異常があればすぐ受診することをおすすめします。

Q.理由なく赤ちゃんが寝ないこともあるのでしょうか?
A.もちろんそういうこともあります。ママが寄り添ったり声をかけたりすることで不安が和らぎ、眠りやすくなることもあるでしょう。

まとめ

赤ちゃんが寝ない原因や寝ないときの対処法などを詳しくご紹介しました。赤ちゃんが寝てくれないとお世話をするママの負担が大きくなり、精神的にも疲れてしまいがちです。成長して自然と寝るようになるまで、さまざまな対処法を試して乗り切ることをおすすめします。

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