ワンオペ育児を乗り切るコツは? 便利グッズも活用して育児を楽に!

「ワンオペ育児がうまくいかなくてしんどい」「一人で乗り切るためのコツはあるのか?」とお悩みではありませんか? 夫や実家のサポートを受けるのが難しく、一人で育児を頑張っているお母さんは、毎日疲労困憊(こんぱい)でしょう。しかし、子育ては続けていかなければなりません。

この記事では、ワンオペ育児をするにあたっての心構えや実践するポイントなどをまとめてご紹介しましょう。

  1. ワンオペ育児を乗り切るための心構えは?
  2. ワンオペ育児を実践する5つのポイント
  3. ワンオペ育児に役立つ便利グッズを紹介
  4. ワンオペ育児に必要な息抜き方法
  5. ワンオペ育児のコツに関するよくある質問

この記事を読むことで、ワンオペ育児を楽にする方法や息抜きのコツなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.ワンオペ育児を乗り切るための心構えは?

まずは、ワンオペ育児を乗り切るために必要な心構えをご紹介しましょう。

1-1.完璧にやろうとしない

ワンオペ育児をしていくにあたって大切なのは、「完璧を目指さない」ことです。育児と家事・仕事の両立をすべて完璧に行うのは、まず不可能といえるでしょう。しかし、実際には完璧にやろうとするお母さんが多いのです。そのため、完璧にできなかったときにイライラやしんどさを感じてしまいます。最初から完璧を目指さなければ、できなくても落ち込むことはありません。

1-2.「一人でやってる自分はすごい」と思うようにする

「一人で育児をしている時点で、自分はすごい」と思うようにしましょう。育児の大変さは、子どもの年齢や性格・お母さんの体力や気力によってそれぞれ違います。たとえ周りに完璧なお母さんがいても、自分と比べる必要はありません。一人で頑張っているだけで、十分すごいことです。そう思うことで、ワンオペ育児のハードルも少しは下がるのではないでしょうか。

1-3.「子どもが成長すれば終わりがくる」ということを忘れない

忘れてはいけないのが、「今は大変でしんどくても、子どもが成長すれば楽になるときが必ずくる」ということです。子どもが成長して手がかからなくなったとき、「あのころは大変だった」「でも、楽しかった」と思えるときが必ずきます。いつ終わりがくるのかが明確に分かっていなくても、確実に、少しずつ楽になっていくはずです。ワンオペ育児を乗り切ったとき、寂しさすら感じられるように、自分なりのやり方で今を過ごしていきましょう。

2.ワンオペ育児を実践する5つのポイント

ワンオペ育児を実践する上で知っておきたいポイントをまとめました。

2-1.一人の時間を作る

どんなに忙しくても、時々は自分一人の時間を作るようにしましょう。子どもが小さいうちは、家にいてもホッと一息つく時間はほとんどありません。子どもが眠っていても「いつ起きてしまうか分からない」「寝ている間にやらなければならないことがたくさんある」という環境では、ストレスがたまって当然です。そのストレスを少しでも発散できる時間を持ちましょう。もちろん、旦那さんの協力が必要不可欠な場合もあります。自分の気持ちを正直に伝え、協力してもらえるように相談してみてください。

2-2.家事は上手に手抜きする

家事を上手に手抜きする方法を覚えましょう。食事を毎日作る必要はありません。お総菜や冷凍食品に頼ったり、外食で済ませたりする日もあってよいでしょう。洗い物は食洗機に任せ、掃除は休みの日にまとめてやればよいのです。子どもがある程度大きくなってきたら、簡単な家事を教えて、お手伝いをしてもらうのもよいでしょう。「全部自分がやらなければならない」という考えは捨ててください。

2-3.愚痴をいえる環境を作る

同じ状況の仲間がいることは、精神的に大きな支えになります。ママ友やSNSで交流を持った人など、誰でもよいので愚痴をいえる環境を作りましょう。つらいことを吐き出すことで、驚くほど気持ちが楽になるはずです。一緒に頑張っている仲間がいると思えば、「もう少し頑張ってみよう」と思えるのではないでしょうか。

2-4.便利なサービスを利用する

便利なサービスを利用することで、暮らしを楽にする方法もあります。最近は家事代行サービスや育児サポートサービスなども充実してきているため、活用してみるとよいでしょう。お金はかかりますが、精神的・肉体的な余裕を手に入れられるはずです。また、ネットスーパーやレンタルファッションサービスなどを利用して買い物の時間を削ってしまうのもよいでしょう。時間的にも余裕が生まれます。

2-5.働き方を変える

子どもが小さいうちだけ働き方を変えてみることも一つの方法です。会社によっては子どもが小学校を卒業するまで時短勤務を継続できるところもあります。自分に合った働き方を選択することで「会社に迷惑をかけてしまう」という罪悪感も減らすことができるでしょう。

3.ワンオペ育児に役立つ便利グッズを紹介

便利グッズを利用してワンオペ育児を楽なものにしましょう。おすすめのグッズをご紹介します。

3-1.スマホやタブレット

スマホやタブレットで動画を見せたりゲームをやらせたりしている間に、家事を一気に終わらせてしまいましょう。長時間の使用は抵抗がある人も多いと思いますが、時間を決めて使わせる分には、便利なアイテムになります。

3-2.ベビーラックやバウンサー

疲れていて抱っこするのが難しいときは、ベビーラックやバウンサーが大活躍します。特に、オートスウィング機能が付いているベビーラックは、自然な揺れで赤ちゃんを寝かし付けてくれる優れものです。寝かし付けの時間が短縮できるため、ワンオペ育児中のお母さんにとっては大助かりでしょう。

3-3.バスチェア

まだ自分で立てない赤ちゃんがいると、お風呂タイムにバスチェアが大活躍します。バスチェアに座らせている間に自分の髪の毛や体を洗うことができるため、落ち着いてお風呂に入ることができるでしょう。バタバタしがちなお風呂タイムも、余裕のあるものになるはずですよ。

4.ワンオペ育児に必要な息抜き方法

息が詰まりやすいワンオペ育児では、お母さんの息抜きも必要不可欠です。「時間ができても実際に何をすればよいのか分からない」というお母さんのために、おすすめの息抜き方法をご紹介しましょう。

4-1.おいしいものを食べる

子どもが小さいと普段なかなか食べる機会がないような、おいしいものを食べましょう。少しぜいたくなスイーツと、子どもがいるときはゆっくり飲むことができないコーヒーなども用意しておくとうれしくなりますよね。また、授乳中でなければお酒を少し楽しむのもよいでしょう。おいしいおつまみも昼間のうちに用意しておけば、夜がくるのが楽しみになりますよ。

4-2.映画やドラマを見る

録画しておいた映画やドラマをゆっくり鑑賞するのもよいでしょう。気分を変えてリフレッシュするには最適です。AmazonプライムやHuluなど、映画やドラマを見放題できるサービスを利用するのもよいでしょう。わざわざレンタルショップまで借りに行かなくても、いつでも好きな映画やドラマを見ることができます。

4-3.散歩に出かける

旦那さんが家にいるなら、子どもを任せて外に出てみましょう。特に目的がなく近所を散歩するだけでも、リフレッシュになります。普段子どもと一緒だと散歩中も気が抜けないことが多いと思いますが、一人だと自由に歩くことができるため、また違った景色を楽しむことができるのではないでしょうか。

4-4.趣味に没頭する

手芸やお菓子作りなどの趣味に没頭するのもおすすめです。「子どもが生まれてからはできなくなったが、昔は好きだった」という趣味があれば、ぜひ試してみてください。好きなことをしている時間は、何よりも楽しいものです。

5.ワンオペ育児のコツに関するよくある質問

「ワンオペ育児のコツを知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.ワンオペ育児がつらくて子どもにあたってしまいます。どうすればよいでしょうか?

A.子どもが赤ちゃんだったころの写真を見てみてください。「こんなに小さかった子が大きくなった」という実感が生まれ、子どもを愛(いと)おしいと思う気持ちが大きくなるはずです。

Q.ワンオペ育児で最も大変に感じるのは何でしょうか?
A.実際の調査では、第1位が「お風呂」、第2位が「寝かし付け」、第3位が「上の子の赤ちゃん返り」という結果が出ています。

Q.ワンオペ育児はいつまで大変なのでしょうか?
A.下の子のオムツがはずれたころから、育児が楽になってきたことを少しずつ実感しているお母さんが多くいます。オムツ替えの負担がなくなることは、毎日の生活に大きく影響するのでしょう。

Q.ワンオペ育児中で掃除に手が回りません。どうすれば簡単に掃除ができるようになりますか?
A.できるだけものを減らしましょう。ものが多いといちいちよけながら掃除をしなければならないため、時間と労力が必要です。子どもが小さいうちは余計なものを一切部屋に置かず、いつでもサッと掃除できるようにしておくことをおすすめします。

Q.家事代行サービスはどのくらい費用がかかるのでしょうか?
A.家事の内容や部屋の広さにもよりますが、1時間あたり2,500~3,500円が相場といわれています。

まとめ

ワンオペ育児を実践する際のポイントや役立ちグッズ・おすすめの息抜き方法などをまとめてご紹介しました。ワンオペ育児は肉体的にも精神的にも大変なものですが、工夫すれば楽に感じることも出てくるはずです。ぜひこの記事を参考に、ワンオペ育児を乗り切ってください。

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